コラム
  「財務会計士の新設に伴う社会人のメリット、学生のデメリット」


 財務会計士オンライン トップ > コラム > 財務会計士のメリット、デメリット


コラム
 「財務会計士の新設に伴う
     社会人のメリット、学生のデメリット」



 財務会計士を新設する事に伴う両者のメリット、デメリットについて
 解説します。
 
 まず、高校生や大学生などの学生が資格を取得する事を考えた場
 合、途中段階の資格(財務会計士)を目指す訳では無く、最終
 目的である公認会計士を目指すのが大半でなないだろうか。
 
 学生にとっては、前段階資格によって、モチベーションの維持する
 事は考えにくい。
 したがって、中間資格(財務会計士)を付与するという制度改革に
 よって、若い人が公認会計士を目指さなくなるのではないか。
 という事も懸念される。
 
 その一方で、中間報告のその他の論点にある通り、第一段階で
 資格を付与する事も検討されている。
 つまり、財務会計士の前段階にも資格が増設されるという可能性
 もある。

 これを社会人側から考えれば、1段階目の試験で資格を付与される
 事は、仕事への意欲といったモチベーションにも直結する
 さらに財務会計士になる為の、第2段階目の試験合格を目指すとい
 うモチベーションの向上にも効果が期待されている。

 ただし、期待されるような効果があるのかどうかも疑問である。
 また、行政側にしてみれば、財務会計士や○○○士などの資格が
 増設されれば、行政的な事務コストは当然かかる事になるので、
 ある種の見極めが重要であると考えられる。


メニュー



書籍


現場で使える IFRS導入の実務   日本実業出版社
     

働きながら3年で!公認会計士―最短合格の時間術・勉強術
 インデックス・コミュニケーションズ
     

よくわかるTACシリーズ 日商簿記テキスト  TAC出版
     

【公認会計士のマストアイテム】 会計監査六法〈平成22年版〉
  日本公認会計士協会
      

コンテンツ


リンク


金融庁
日本公認会計士協会