監査法人トーマツが新ビジネスを開始
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■ 監査法人トーマツが新ビジネスを開始
2009/08/28 日本経済新聞/財務会計士オンライン
8月25日(水)監査法人トーマツが私立大学向けに新ビジネスを開始した。新サービスは、内部統制の質を評価し、改善策を提案するもの。
内部統制ビジネスは企業向けに提供されており、そのサービスを学校法人向けに再構成し、不正の防止体制強化につなげる考え。
私立大学は、学部の増加や受験者が有名大学への入学する事によって、
定員割れが発生している。
収入減による赤字は、昨年度(平成21年度)よりも倍増している。
123法人〜235法人。
こういった監査法人のコンサルティング系のビジネスは今まで行われていなかったが、外国のアカウンディングファームでは既に会計サービスも行っている。
これは、現在行われている 「公認会計士制度の懇談会」 の内容にもあるが、公認会計士は上場企業の監査だけでは無く、一般企業向けの会計サービスなど活動領域の幅が広がっている。
トーマツを皮切りに、今後、監査法人の会計サービスが増加するものと考えられる。
これは、公認会計士を目指す人にとっては好機だ。
監査法人が新しい事業を手掛ける事によって、人手が必要になる。
必然的に監査法人への就職が増加すると考えられる。
公認会計士試験の合格者の3割が就職できないという事態に、一石を投じたのではないだろうか。
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